HELLOー!院長アキホです~
そろそろ梅雨ですね・・・
憂うつなひとも多いのでは?
何で湿気が多くなると
いや~な感じになるのか?
体も調子が悪くなりやすいのか?
今日はそんな話をします^^
東洋医学では「邪」ってのが
あるんですが、(→(じゃ)です。)
風邪(かぜ)とかにも使われる漢字ですね。
これってイメージで言うと、
「何か悪いことしてきそうなやつ」
とかじゃないですか?
そんな感じのイメージでいいんですが
この「邪」って、実は6つ種類があるんです^^
その中でもこの梅雨の時期に
多くなるのが湿邪(しつじゃ)。
そのままです、湿気の邪です^^
不調を起こす原因の1つです。
東洋医学って、
体の不調の原因をみつけて、
それを取り除く治療をするので、
そもそも何で人は病気になるのか?
ってとこから考えるんですが、
その原因を、
内因(ないいん)
外因(がいいん)
不内外因(ふないがいいん)
に分けて考えます。
それぞれざっくりというと↓
◇内因・・・内傷七情(ないしょうしちじょう)と、先天不足(せんてんぶそく)。
内情七情とは、怒(ど)・喜(き)・思(し)・憂(ゆう)・悲(ひ)・恐(きょう)・驚(きょう)といった感情の変化のこと。
つまり精神的なストレスですね!
これらは主に内臓の方に負担をかけて
病気を起こすといわれています。
先天不足は、主に、先天的な虚弱体質のこと。
生まれつき両親から受け継いだ力(精)
が少なくて、生命エネルギーが少ない状態なので、
気や血が不足しやすく、
病気にかかりやすくなったり、
抵抗力の低下につながっていきます。
◇外因・・・外部の環境の影響によるもの。
風邪(ふうじゃ)・寒邪(かんじゃ)・暑邪(しょじゃ)・湿邪(しつじゃ)・燥邪(そうじゃ)・火邪(かじゃ)があげられます。
これらはまとめて六淫の邪→(ろくいんのじゃ)
または(りくいんのじゃ)や外邪(がいじゃ)と呼ばれています。
◇不内外因・・・生活の乱れ、過労、生活環境の悪化などにより健康を損なう要因。
昔より、現代の方が、より重視される病因ですね!
生活スタイルが大昔とは
全然違うので、
非常~に存在感のあるもの
となっています。
最近では、「不内外因」という
枠組みはあまり使われず、
各病因は外因にまとめられることが多いようです。
今回は時期に合わせて、
外因の中の外邪のひとつ、
「湿邪」について
詳しくご紹介しますね♡
鍼の打ち方も変えますし、
(↑補う刺し方があるよ)
お灸なども温める治療の代表です♡
(お灸はセルフのやり方も伝授します!^^)
それでは、またね~